ときどきレポート 武庫女×神戸の魅力発信隊
vol.5 劉家荘名物「焼鶏」の裏話
中華料理店 劉家荘

神戸の元町駅から徒歩4分、中華街近くの細い路地にある中華料理店、劉家荘。赤い扉とマスコットキャラクターのピーちゃんが目印です。
劉家荘の名物は「焼鶏(しょうけい)」です。今回は焼鶏とは何か、そして焼鶏にまつわる裏話をご紹介していきます!
「焼鶏」とは?

劉家荘の名物「焼鶏」とは、ほろっと柔らかくジューシーな食感と秘伝のスパイスの効いた味わいが特徴の、冷菜で頂く伝統的な中華料理です。
今回私はランチメニューの焼鶏定食を頂きました。焼鶏、サラダ、ライス、スープのセットです。他にも定番の中華料理やコース料理などもあります。
焼鶏は、まず秘伝のスパイスや調味料で味を付けて1日寝かせます。そのあと230℃の油で揚げ、蒸してから冷ます、という手順で作られます。油で揚げたあとに蒸すという工程を入れることで、余分な油を落とすことができるそうです。
焼鶏の裏話
そんな焼鶏ですが、店主曰く名前に「焼」とついているためか、よく冷めている!と言われてしまうそうです。実際に私も焼く工程がないのになぜ焼鶏というのか、疑問に思っていました。
しかし、中国での元々の「焼」の意味は漢字通りの焼く、ではなく醤油風味がする、という意味なのだそうです!焼き飯や焼きそばが炒めて作るものなのに焼という文字が使われているのも同じ理由だと教えて頂き、とても驚きました。
私はその夜早速教えて頂いた豆知識を両親に披露しました!笑
皆さんも是非劉家荘で焼鶏を食べて、「焼」の本来の意味と共に周りに自慢してみて下さいね!
文:いしだ(武庫川女子大学 経営学部 経営学科)